東洋大学様 導入事例
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シンプルで使いやすいアクティブラーニング教室
東洋大学様はアクティブラーニングをコンセプトとして、2017年4月にオープンする10号館を整備することになりました。当社は、自由に組み替えられる机と椅子およびプロジェクター付きのホワイトボードをアクティブラーニング教室に、長期使用に耐えられる壁面ホワイトボードをグループ学習室に導入いたしました。
白山キャンパスに新設された 10 号館
シンプルで使いやすいアクティブラーニング教室
グループワークが行いやすいアクティブラーニング教室は、すでに5号館に設置されていました。小規模な教室の中で快適にグループワークを行える環境がポイントで、今回は5号館を踏襲したものとなりました。
移動式で組み替えのできるホームベース型の机は、グループワークが行いやすく高い評価を得ていました。また、プロジェクター付きのホワイトボードは、グループごとにシンプルに使えるため授業で積極的に利用することができます。
このような環境は、今後のICTの変化にも対応しやすいという点でも優れています。
グループワークのやりやすさを追求したアクティブラーニング教室
省スペースで効率的なグループワークを実現させる机と椅子
長期的な使用を視野に入れたグループ学習室
壁面をホワイトボードにしたグループ学習室
そこでご提案したのが、アイデアペイントです。アイデアペイントによって壁面をホワイトボードにするという提案は、広いエリアを使って自由で多様なアイデアの創出を促進する、長期的に低コストで使用できるという 2つの課題をクリアしたため導入となりました。
今回の壁面ホワイトボードは、より自由な学習環境を整備できる将来性も兼ね備えています。
ユーザーの声
高機能よりもシンプルで使いやすさを追求
東洋大学正門
アクティブラーニングの取り組みとしては、2012年にラーニング·コモンズを図書館に設置したことから始まりました。その後、授業でもそういう環境が使えないかという話が出てきましたが、整備しても利用者がいるのだろうかという不安の声もありました。
検討を続ける中、経済学部の教員からグループワークを取り入れたアクティブラーニング型の授業を強化したいという話が持ち上がり、5号館への設置に踏み切りました。導入直後は経済学部の教員だけでしたが、現在は他学部にも利用が広がり、高い評価を得ています。
教室の設置に関しては、いかにシンプルで使いやすい設備にするかという方針で検討していました。複雑な設備は授業運営自体を根本から変えないと使えない恐れがあります。そのような事態を起こさないようにバランスの良い設備にする必要がありました。
一方でアクティブラーニングという意味を考えた時、その定義は実に曖昧な概念です。私たちはそれをシンプルに捉えて、グループワークやディスカッションがしやすい環境と考えることにしました。
今回、電子システムさんの提案を採用したのは、シンプルにしたいという私たちの考えを汲んでいただいたからです。
ICTの環境は日々変わっていきます。今回の設置で基本的なインフラは整備できたと思っています。今後は、これをベースに必要なものがあれば追加していくことも考えています。電子システムさんには、そういった今後のフォローも期待しています。
導入のポイント
省スペースで効率的なグループワークとディスカッションを行える環境の整備
必須ポイント
- グループワーク・ディスカッションに向いた教室であること
- 小規模な教室でも快適な環境でシンプルに使えること
- 長期的な利用を見越した導入であること
成約の決め手
グループワークに特化した教室作りに対するシンプルな提案と、長期利用に対する不安感のない提案があったこと。
導入先データ(取材当時)
- 名称:東洋大学
- 住所:東京都文京区白山5-28-20
- 学長:竹村牧男
- 学生数:28,876人
- 学部:文、経済、経営、法、社会、国際、国際観光、情報連携、ライフデザイン、理工、総合情報、生命科学、食環境化学の13学部
- URL:https://www.toyo.ac.jp